全国の中学校で続々と開催されています。晴れの舞台、全国大会でお気に入りの一冊を紹介しよう。
懇親会でも本好きの仲間達との交流も広がります。
中学生がお薦め本を紹介しあう「第6回全国中学ビブリオバトル」(活字文化推進会議主催、昭和女子大学共催)が19日、昭和女子大学で開催されました。12人の府県代表、28人の学校代表がバトラーとして参加、東京都八王子市立由木中学校2年の竹田泉歩樹さんが発表した「同姓同名」(下村敦史著、幻冬舎)がグランドチ
活字文化推進会議は、中学生が愛読書を紹介しあう「第6回全国中学ビブリオバトル」(活字文化推進会議主催、昭和女子大学共催、日本書籍出版協会、松竹芸能協力、大日本印刷など後援)を3月19日に昭和女子大学(東京都世田谷区)で開催します。。 観覧者を募集します。日時会場は下記の通りです。 【日時】2
3月20日に昭和女子大学で開催された第5回全国中学ビブリオバトル決勝大会の模様をご覧ください。3年ぶりの大会で、中学生たちが愛読書の魅力を語り合いました。右サイドの動画をクリックしてください。
東京都世田谷区の昭和女子大学で20日に開かれた「第5回全国中学ビブリオバトル決勝大会」で、グランドチャンプ本を獲得した大分県代表の別府市立別府西中3年の種子田空里(たねだ・そらり)君。紹介した本は、知能と人間性をテーマにした小説「アルジャーノンに花束を」(ダニエル・キイス著、早川書房)。知能を高め
3月20日に東京の昭和女子大学で開かれた「第5回全国中学ビブリオバトル決勝大会」、東京都多摩市立鶴牧中3年の船引結有(ゆう)さん=写真=が優秀賞に輝きました。 船引さんが紹介した本は、聴覚障害者のダンスチームを描いた小説「サウンド・オブ・サイレンス」(五十嵐貴久著、文芸春秋)。音楽を聴くこと
3月20日に東京の昭和女子大学で開催された「第5回全国中学ビブリオバトル決勝大会」で、福井県代表で県立高志中2年の鶴谷百恵さん=写真=が「アーモンド」(ソン・ウォンピョン著、祥伝社)を紹介し、優秀賞に輝きました。 「表紙を見て思わず手に取った」という鶴谷さん。感情を欠く少年が主人公の物語で、
3月20日に東京都世田谷区の昭和女子大学で開催された「第5回全国中学ビブリオバトル決勝大会」では、和歌山県代表でかつらぎ町立笠田中3年の松下幸太郎さんが準優勝に輝きました。 松下さんは、小説「逆ソクラテス」(伊坂幸太郎著、集英社)を取り上げ、2021年の本屋大賞にノミネートされた同書の魅力を紹介
第5回全国中学ビブリオバトル決勝大会が20日、東京都世田谷区の昭和女子大学で行われ、大分県代表、別府市立別府西中学3年の種子田空里(たねだそらり)さんが紹介した「アルジャーノンに花束を」(ダニエル・キイス著、早川書房)がグランドチャンプ本に選ばれました。準グランドチャンプ本は和歌山県代表、かつらぎ
中学生のおススメ本日本一を決める「第5回全国中学ビブリオバトル決勝大会」の出場者(先着順、10人)を募集します。日時会場は下記の通りです。 【日時】2022年3月20日(日)正午開会予定 【会場】昭和女子大学(東京都世田谷区太子堂、東急田園都市線三軒茶屋駅徒歩7分) 【内容】予選、決勝を行いま
3月29日に昭和女子大学で開催を予定していた第3回全国中学ビブリオバトル決勝大会は中止といたします。大会事務局では、新型コロナウイルスの感染問題を受け、開催の可否を検討してきましたが、終息の見通しが立たない状況で感染拡大防止の観点から中止の決定にいたりました。 ご応募いただいた皆様方には、誠に申し
活字文化推進会議や日本新聞協会などでつくる「学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会」(事務局・学校図書館整備推進会議=日本児童図書出版協会内)は1月12日、学校図書館法公布70周年にあたる2023年を新たな契機に、学校図書館が自ら学び続ける市民の育成に大きく寄与することを願って、アピール文「私たちは学校図書館を応援しています」を発表しました。
アピール文では、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるために図書資料の充実、学校司書の待遇改善などを訴えています。賛同者には作家の浅田次郎氏、今村翔吾氏らが名を連ねています。アピール文と賛同者一覧は以下のとおりです。
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会
学校図書館整備推進会議
全国学校図書館協議会
文字・活字文化推進機構
アピール
私たちは学校図書館を応援しています
学校図書館法公布70周年の2023年を迎え、私たちは、学校図書館が学校教育に欠かせない基礎的な設備として、教育課程に寄り添い、子どもたちの人間的な成長を支えていることをあらためて確認したいと思う。
子どもたちはいま、1人1台のタブレット端末を持ち、瞬時に多様な情報を収集できる社会に生きている。そのようなネット時代に求められる新しい力は情報活用能力であり、その土台となるのが読書力である。
学校図書館は、子どもが読書を楽しみ、主体的な「学びの方法」を身につけるための最良の場所であり、生きる力を育む知の空間である。「読書」「学習」「探究」という多機能を持つ学校図書館が、その使命を果たすには、いつでもそこにいて、図書資料と子どもをつなぎ、各教科等の授業を支援する学校司書の充分な配置が必須の条件となる。
2019年には読書バリアフリー法が制定され、学校図書館は、また一つ新たに意義深い課題を抱えることになった。この法律の具現化にあたっては、活字文化の振興や読書活動推進にかかわる既存の関連法や諸活動を、読書バリアフリー法の理念に照らして整備・振興していく必要がある。
社会全体の急激なデジタル化の中で、学校図書館は読書力や言語力、課題解決能力を育てる観点から子どもの成長段階に応じた図書資料、新聞資料、デジタル資料、バリアフリー資料を整備しなければならない。
私たちは学校図書館法公布70年を新たな契機に、これからの学校図書館が生涯にわたって、自ら学び続ける市民の育成に寄与することを期待し、心から応援するものである。
2023年1月12日
アピール賛同者一同
アピール賛同者一覧
浅田次郎 作家
あさのあつこ 作家
阿刀田高 作家
猪木武徳 大阪大学名誉教授
今村翔吾 作家
内館牧子 作家
内田伸子 お茶の水女子大学名誉教授
宇野和博 筑波大学附属視覚特別支援学校教諭
長田渚左 ノンフィクション作家
小野寺優 日本書籍出版協会理事長
片山善博 大正大学教授
川島隆太 東北大学教授
河村建夫 文字・活字文化推進機構会長
隈 研吾 建築家
酒井邦嘉 東京大学大学院教授
佐藤 学 東京大学名誉教授
鈴木みゆき 國學院大學教授
鈴木善久 伊藤忠記念財団理事長
銭谷眞美 新国立劇場運営財団理事長
俵万智 歌人
寺﨑昌男 東京大学名誉教授
中江有里 女優、作家
野口武悟 専修大学教授
坂東眞理子 昭和女子大学総長・理事長
肥田美代子 童話作家
堀川照代 放送大学客員教授
丸山昌宏 日本新聞協会会長
宮西達也 絵本作家
村山由佳 作家
柳田邦男 ノンフィクション作家
敬称略・50音順・2023年1月12日